2018.08.21 14:37脈を診てわかったこと。先日、大田市の三瓶山にいきクロスカントリーのランナーを見てきました。20年以上前から開催されているランイベント。島根、鳥取の学生さん、一般のランナー、地元の子供たちが参加しにぎやかでしたね!その日はとても暑く、まだまだ熱中症の危険性がありました。熱中症の話題から、今日来院された患者さんお二人のお話です。脈でわかったこと。いつも来院されている患者さん。脈を診て、「ん???」っという感覚。そうです、いつもとは違う脈の強さ、幅、感じ方が大きく違っていました。脈は、とても強く、指を沈めていくと強さが増しつぶれない。全体脈でいうと、やや沈脈で実脈、数脈。お話を伺っていくと、今朝5時から外で作業をしていた。水分もあまりとらずに生活。こういう日が続いている。体全体が...
2018.08.21 01:06あの先生の方が自分よりすごい!?山陰部会月森です。よく臨床の現場でも耳にすることってありますよね。僕も以前はそうでした。ぼくなんて、、わたしなんて、、あの先生の方がじぶんよりすごい!でも、そんなこと、患者さんにとってみたら、全然関係のないこと。鍼灸師の先生は謙虚で、真面目な方が多いのでこの言葉よく耳にします。でもそれを聞いた、目の前の患者さんはどう思いますか?患者さんはあなたを信頼し、院まで足を運んでくださっています。あなたは全力で、あなたの持っている知識や技術、経験からそのニーズに求めていく必要があります!そして、満足していただき、心が満たされるということこそが、大切なもの。だから、「あの先生はすごい!わたしなんて、大したことないんです。」でなくて、「はい!私が責任をもって体をみさ...
2018.08.09 05:51だれかがやらなきゃ、先はないんだよ! 先日のTV、プロフェッショナルの流儀から。農業経営者 多田克彦さんの一言がとても印象的でした。僕たち鍼灸師はいったい何だろう?と考える。鍼灸師=医療人鍼灸師=職人鍼灸師=専門家鍼灸師=〇〇多田さんは、野菜もつくるし、商品開発も手がける、若手の育成もする、新しい市場を開拓もします。農業というひとつの業界において、生産から販売、販売から新規開拓、新規開拓から市場の拡大。僕たち鍼灸師はどうあるべきなんだろう?仕事のベースとしては、対患者さんへの治療業務がほとんどです。職人な部分です。それはとても尊く大切な要素であり、それが一番の土台。多田さんは言うんです。新しいことを率先して行っていく。『だれかがやらなきゃ、先はないんだよ!』新しいイスを作っていくこと。それ...
2018.08.09 05:12経絡治療学会 夏期大学① inTokyo夏期大学が明日から8月10~12日まで行われます。台風の影響で山陰からは行けるかどうかと思っていましたが、無事に飛行機も飛び前日入りをしています。ここでは全国から500人を越える鍼灸師が集まり、学術を研鑽します。ぼくは今年で7年目になるかと思います。20代そこそこのときから参加して、毎年毎年、理解できることが違ってきます。いつも臨床で疑問におもったり、分からないことをここで確認する作業?修行を毎年しています。一番最初の年、24歳くらいだったでしょうか?焦りと向上心最初、普通科で担当される先生と相性がわるく、がみがみ質問したりしたのを覚えています。若かりし頃ですよ。。そう、東洋医学のこと、全然分からないころは、焦って知識や技能を得ようと必死でした!でも、...