第3期 山陰部会 初回研修会開催!! ~中根一先生~

令和元年9月23日、経絡治療学会 山陰部会の第3期目がスタートしました。


早いものですでに三年目。

山陰両県、また岡山から沢山の鍼灸師・医師の先生方にお越しいただきました。ご入会して頂いた先生方には激励の言葉も頂き感謝しております。


初回研修会は、関西から中根一先生をお招きし研修会をスタートしました。


まず初めに山陰部会の目指す先、目標を私(月森)から一言説明し、受講生に山陰部会のことを知って頂けたかと思います。


(ブログ参照⇓)

さて、講義内容が素晴らしい内容でした。


学術団体としての学会ですが、

まず鍼灸師として社会とどうつながり、どのような価値を提供できるのか。まずはそのような鍼灸の可能性について、中根先生よりレクチャー頂きました。

内容を項目別に示しています。


1.社会の中で今、鍼灸という価値が認められてきている(社会とのマッチング)


2.国(内閣府)が向かう方向に、社会は成り立っていく(Society5.0)


3.経絡治療の過去から現在、未来への話(名人たちの所作や考え方、名言)


4.経絡治療のコンセプト(基本の八か条)


5.鍼灸院でのおもてなし


6.鍼灸は人や社会の「幸せ作り」


7.自身の鍼灸のスタイルに「ルール」を持ち施術を組み立てていく


8.実技供覧(証の組み立て方や診察で気を付けるポイント)


このような大体の流れで研修会が進められました。


これだけでも内容の濃い話になってきますが、東洋医学・経絡治療の奥深さを感じる学びの多い時間になりました。受講生も経絡治療を初めて学ぶ先生も多く、真剣に聞かれていました。


鍼灸師にできることはもっと多くあります。


僕たちが考えていないようなところ、環境で求められています。それをちゃんと世の中に発信し、言葉で伝えて届けていく。それを中根先生は僕たちに気付かせてくれました。



講義、実技の風景をご覧ください。

そして、ぜひ、研修会にお越しください。必ず、いい学び、いい出会いがここにあります。



※来月は山陰部会講師陣による研修会。

 臨床に即した内容、脈診と刺鍼の講義実技をメインに行っていきます。

 10月27日に米子でお会いしましょう!詳細はFacebookページで掲載します。


部会長 月森


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