第3期 山陰部会が目指す先~今年度の目標~

山陰部会の月森です。

第3期が9月23日に開催します!


台風の影響があり、第一に受講生の安全を図るため台風情報を確認しています。現段階では開催致しますので、研修会場の米子までお越し下さい。



さて、

山陰部会が初年度からお伝えしていることを、部会は大事にしていますのでこちらで投稿します。


【山陰部会が目指す先】

ご説明していくと、

・山陰では横にながく隣の県、市でも鍼灸師同士のコミュニケーションが少ない現状です。

臨床をしていると迷ったり、悩んだり分からないことが多く、そんなときに心強い仲間がいれば話し合うこともできるし、相談もできます。


月に一度でも研修会に参加して、顔を合わせてお互いの近況を語らえる。そして、学術を通して同じ志を持つことでコミュニティが生まれます。


それがパートナーシップを築く、学び合える仲間が財産という項目に繋がります。


東洋医学は単に〇〇疾患の治し方を教えている訳ではありません

東洋医学の考え方は、物の捉え方、人の体を診ていく中で大切になる『陰陽五行』が基準となり、多様性に満ち、あらゆる視点で物事、人体をみていくことができます。


鍼灸師である私たちが人の体を診ていく際に、

鍼灸という一つの(体を変化させるツール)を用いていきます。


東洋医学の考え方を利用して、どう体を変化させ、治癒に結び付けていくのか?それを考える基準にもなり、私たちの(在り方)にも繋がっていきます。


・東洋医学、鍼灸は世界的にもあらゆる場面でみられます。

治療院で治療として行う鍼灸の形もあれば、一般の方にお灸の据え方や養生の考え方をお伝えすることも一つの東洋医学の形。

医療という形だけではない、健康・ウェルネス分野、また観光や街づくりにおいても多様性に富んでいる鍼灸です。



経絡治療を学び、学術を研鑽することを通して、社会の中での役割を増やし、価値あるものとして提供できるようにしていきたい。そういう風に部会では考えています。


【今年度の目標】


① 経絡治療の実践・今の鍼灸の確認


② 診察(脈診)・刺鍼・証決定までの工程を繰り返し積み重ねていく


③ これまで過去に学んだ内容(四虚証、刺鍼、脈診、蔵象、東洋医学、陰陽五行)を研鑽していく


上記の内容が2019年度の目標になります。


繰り返し繰り返し、臨床に即した内容で実践していきます。


今、ご自身でされている鍼灸を見直すことにも繋がりますし、決して今までされてきた勉強を否定する訳ではないのです。

より、その知識や技術を際立させられるように経絡治療を通して学んで頂きたいと思っています。


一年で手が変わります。立ち振る舞いや所作も変わります。

必ず先生の臨床の役に立つと確信していますので、ぜひ研修会に足をお運びください。



山陰部会 月森

 

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