経絡治療学会 夏期大学~学術を通して得られるもの~

令和1年 8月18日~8月20日までの3日間、東京有明医療大学で開催された経絡治療学会夏期大学に参加してきました。


全国から500人近くの鍼灸師が集まり、東洋医学、経絡治療の学術を研鑽しに集まります。

脈々と受け継がれる経絡治療の技術や知識を、余すことなく講師の先生方がお伝えくださいます。


山陰からは、石破と月森が参加。



それぞれが、違うクラスを研修し、脈のこと、診察のこと、沢山の学びを得てきました。


  1. 経験豊富な先生のお言葉は治療に望むときの一つの指針になる
  2. 日本各地で経絡治療のスタイルは違うけれど、やろうとしている目的は一緒
  3. 治すという事へのこだわりや熱意を受け取る
  4. 鍼灸だけではなく、患者さんのベストな選択への後押しをする(抱え込み過ぎない)
  5. 経絡治療でみる体の中で起こっている現象を生理、病理を含めて説明する大切さ
  6. 自身の当たり前の診察を振り返り、正確で明瞭であること
  7. 鍼とお灸をすることで、脈や体表面、寒熱の「変化」を実感できること
  8. 鍼灸へ対する気持ちを純粋にぶつけることができて、仲間とともに学べる楽しさを共有できること
  9. 施術者が違えば、治療の方法もやり方も違うけど、気血・五臓を調整する目的は変わらない


ざっと箇条書きで書くとこんな内容で、私は学び得ました。

研修内容までは説明できないですが、これだけでも皆さんと共有したいと思い投稿します。


そして、

【学術を通して得られるものは、、】


講師の先生方の生の声や熱量

人としての生き方や医療に対しての姿勢

対患者さんへの寄り添う想い

「鍼灸師のあり方・哲学・美学」を気づかないうちに吸収し得ることができます。


これだけは、行かなきゃ分かんない!!

だから夏期大学には魅力があります!!


大きな大きな糧となりました。

山陰に戻り、受講生の皆さんに還元するとともに、自身の成長のためにも生かしていきたいと思います。


山陰部会 月森




※来月9月23日祝日から、第3期の研修会がスタートします!

 近々、山陰の先生方に封書でご案内を送らせて頂きますので、是非ご参加ください!

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