文化としての鍼灸の可能性

お盆休み、皆さまいかがお過ごしですか?
山陰部会の月森です。

僕の住んでいる大田市では、石見神楽という芸能が地域にしっかり根付いています。
日本文化遺産として登録されて、今年はこれまで以上に精力的に各地で演舞されています。

そこで見た光景が、僕たち鍼灸界に今後必要になってくるのではないかと思い、ここで投稿。

【石見神楽もこれだけのことをしてる!】


芸能技術を磨いて、観客の心を揺さぶり感動を与えています。それも、日々時間のない中で、夜に練習をしその日まで積み重ねていきます。

これは我々、鍼灸師でも同じこと。


日々の臨床の中でも、丁寧に、1つ1つの所作や姿勢を意識すること。また、鍼の打ち方の練習や脈を診るために指の使い方も練習します。


そして、感じたこと。
それは、演舞終了後に子どもたちと一緒に写真撮影をしたり、着物に触れたり、着させてもらったり。


石見神楽という1つの文化に触れて、
その触れたという感情の変化、思い出、ワクワク感。そういった経験、体験が「文化が根付く」に繋がっていくと腑に落ちました。

鍼灸師はただ鍼をするだけではなく、
そこに住まう人々の暮らしや生活に寄り添っていける役割があると思うんです。

  1. 医療としての鍼灸
  2. 癒しとしての鍼灸
  3. 文化としての鍼灸

その可能性は高く、我々鍼灸師が世の中に発信していく1つのキーになると感じました。

まだまだやる事たくさん!
山陰部会では、鍼灸師として必要なことを学べると自負しています。技術や知識はもちろん、人柄、社会との関わり方など。

皆さんで一緒に学んでいきましょう!


次年度は、令和元年9月23日からの研修会から。
追って詳細は記載していきます。


月森

0コメント

  • 1000 / 1000