4月22日に東京より船水先生をお呼びして、第七回目の研修会を行いました。
内容は、
「こころの病と鍼灸治療」というテーマです。
船水先生は被災地での鍼灸、うつ病患者の鍼灸など幅広く鍼灸を用いて活動されています。そんな先生に刺さない鍼・鍉鍼での施術も教えて頂けます。
講義
現代では心の病を発症されている方が数多くいて4人に1人と割合で、なんらかの問題が起こっている。
現代医学では、カウンセリングや行動認知療法、薬などで解決していきますが、それは心の面においてのこと。実は心の面だけでなく、それに付随した身体症状が多く出現することで問題になっていることを講義で淡々と説明。
ここで我々鍼灸師が活躍できる。
心の面、身体の面と両面で鍼灸師の術が役に立つ。
鍼灸師が当たり前に日々の養生や、ストレス緩和をしていることが、
一般の人々にとってみたら「宝物」なんだよ!
熱い講義を展開して頂きました。会員からも途中で質問もあり、とてもいい雰囲気で講義を終えます。
実技
午後からは「さざなみ鍉鍼術」の実技です。
ストレスを多く受けている方の特徴と傾向から説明。鍉鍼の使い方やタッチの軽さ、頭部の治療から背部の治療まで事細かく説明してもらいました。
経絡治療にもいろんな形があり、先生の持ち合わせている気の流れや、立ち振る舞いにより違う側面を見ることができました。
いや~楽しく刺激的な時間です。
ここ山陰でも経絡治療がちゃんと学べ、全国の先生方と接することができるよう、これからも運営をしっかりしたいと改めて思えました。
船水先生より
「みんなが良かったって思ってもらえたら、僕も来て良かったよ。」
心温かいコメントもいただけました。
来月は東京より阿江先生をお呼びしてのご講演になります。詳細はまたアップしていきます。
※前回のレポート
山陰部会 月森
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