山陰部会第2講「経絡治療を自分スタイルに取り入れよう!」講師 月森 慎也山陰部会の月森です。第2講が始まりました!経絡治療という治療法を学んでいく上で、今まで培ってきた技術技能、そして知識があります。その知識をどのように経絡治療と結びつかせ応用していくのかを「自分スタイルに取り入れる」というテーマで今期の内容を進めていきます。今まで得てきた知識技能を応用できる学会の方向性としては、経絡治療を1から学んでいき、最終的には経絡治療がしっかり臨床で進めていけることを目的として活動をしています。でも、皆さん、これまで学んで来られた学びや経験を持っています。しかもそれを用いて患者さんに鍼灸を提案していますし、自信もあって進んでいます。なので、もうすでに持っている知識や技能をもちろん応用しながら、経絡治療を取り入れてほしい。そう思っています。2023.11.12 03:00
特別講演 中根一先生「シンプル経絡治療」9月23日(土)に第七期となる経絡治療学会山陰部会の研修会がスタートしました!初回講演は関西から中根一先生をお招きして、経絡治療をわかりやすくシンプルにお伝えしていただきました。なぜ経絡治療なのか?自分のスタイルや手技や方法は持っている臨床家の先生も、経絡治療というものが軸(土台)にあればそれをうまく取り入れることもできるし自身の可能性も伸ばすことができる、そんなメッセージも沢山いただきました。今期の部会のテーマもそういう方向で進めていこうと考えています。今期の山陰部会の方針テーマは「地域に根付く経絡治療」山陰といえど、長い島根と鳥取。その長い地域でもその地域で根付いた鍼灸スタイルがあります。その地域に根付く鍼灸に、経絡治療という考え方や方法論、診察などを加えて鍼灸をしてみる。その柔軟な取り組みにフォーカスして進めていきます。話は戻り、、2023.09.26 13:03
新しい発見と受け入れる柔軟性昨日は今期8回目となる研修会でした。テーマ「陰陽と五行を整える治療〜本治法〜」という内容で講義実技を進めていきました。本治法を実践していくまでに、本治法の考えの基礎にあたる陰陽五行について理解を深め、その後、古典難経六十九難の解説。選穴はどのようにして選ばれていったのか母子関係を説明し、実際に経穴の場所を受講生とスタッフで場所をチェック☑️「私ならここかな!」「僕ならこの場所!」「この凹んだところ!」2023.05.29 08:12
「本治法と標治法」岡田明三先生経絡治療学会山陰部会の月森です。昨日は東京より岡田明三先生をお迎えしてのご講演となりました。朝いちばんから来ていただき、最終便までお付き合いくださった先生には大変感謝しております。この場でまずは陳謝。さて、講義内容についてです。#1 名人と言われた先生に共通すること#2 接触鍼と置鍼でのスタイルの違い#3 若い鍼灸師の志望動機#4 標治法の特徴#5 寒熱という考え方をどう用いるのか#6 本治法の特徴#7 経絡治療と中医学との差#8 経絡の流れ(流注)について#9 証に従って刺鍼の深度を変える#10 刺鍼は深さ、時間、番手の太さで刺激量を調整#11 皮膚構造がまさに経絡の深さと同じ2022.11.24 08:53
経絡治療学会山陰部会 第6期スタート!今月9月から合計9回の研修会をこの一年で開催していきます。初回講演は京都より中根一先生をお招きして「はじめての経絡治療」と題して研修をスタートしました。経絡治療のコンセプト古典医学成立の時代の流れから、何を大切にしてきたのか。経絡治療を確立した先人たちの言葉とともに、脈々と受け継がれてきた医術を私たちなりにこの時代に合わせていくこと、コンセプトを考えるキッカケを貰えました。経絡治療という医術が持ち備えているコンセプトを今一度振り返り、私たち鍼灸師のあり方にまで話を膨らませた内容でした!受講生の皆さんも、その時代背景を学びながら、経絡治療の奥深さを感じることが出来たのではないでしょうか。2022.09.26 12:20
山陰部会#4 特別講師 岡田明三先生今年最後になる経絡治療学会山陰部会の研修会。今回は特別講師として岡田明三先生をお迎えして、Zoomでの研修を行いました。内容はこちらの要望をお伝えし、これからの経絡治療とこれからの経絡治療、そして臨床上必要な臨床におけるポイントとして講義を組み立てて下さいました。①経絡治療とツボ治療との違い②今の教育現場の鍼灸治療の実際③経絡へ対して鍼灸をする醍醐味④西洋医学的な鍼灸と伝統的な鍼灸⑤皮膚の働きと構造⑥中医学的なものの言い方をまずは日本語に⑦臓の働きから病理や病気をみていく考え方⑧具体的な病気を経絡治療の視点から”考える”とこのような内容で、改めて見てもとても内容の濃い講義。私たちも臨床のうえで、ツボの効果効能を話してしまうことも多いですが、そうではなく経絡の中にツボが存在し、その経絡を補瀉することで体が整い治癒していく。そういう考えをしっかりと持ち臨床に取り組むことが大切なんだと改めて感じました。山陰部会としても、疾病の病理病症をしっかりと学んでいくことが今期のテーマ。今回の講義がとても活きてくるのではないかと楽しみです。来年1月23日開催です。随時、聴講でも参加可能ですので興味のある方はご連絡ください。山陰部会月森慎也2021.12.13 02:15
山陰部会Zoomセミナー#4【本治法と標治法】特別講師 岡田明三先生山陰部会の月森です。今日は、東京より学会長である岡田明三先生をZoomにてお招きしての研修会。テーマは本治法と標治法と、経絡治療には欠かせない内容の一つです。受講生は、山陰の先生方から、名古屋、大分県、岡山県からとZoomセミナーならではの遠方からもご参加くださいました。2020.12.13 12:07
第4期山陰部会Zoomセミナー#1【社会とつながる経絡治療】】9月27日㈰に第4期の山陰部会研修会がスタートしました。コロナ禍ということもあり、Zoomでの開催となった今期。初回は関西支部長である中根一先生をお招きして【社会とつながる経絡治療】というテーマで進めていきました。山陰の先生は勿論のこと、関東の方まで受講してくださり嬉しい限りです。【社会とつながる経絡治療】1.みんな何が知りたいの?2.僕たち(鍼灸師)の生きるスタイル4.僕たちの(鍼灸師)の働き方3.僕たち(鍼灸師)の未来という外枠で話を展開していきました。経絡治療はコンセプトであり、在り方が大切。というメッセージを以前からこの山陰部会でお伝えしてもらっていましたが、今日もそれ以上に熱意のこもったメッセージを受講生に伝えて下さいました。中根先生が大切にしていること、それは【自分らしく、主体的に生きていく。自分の人生に責任を持ち作っていく】その言葉でした。私たちは誰かが何か運んでくれる、こういう業界だからこの流れは崩せない〜するべきだという世間的なことが多くみて取れます。でも、その当たり前は、当たり前ではないですし、それは他人のレールであり、他人のせいにしているものの考え方なんですね。だからこそ、この主体的に生きる。自分の人生に責任を持ち作っていく。というメッセージは心に響きました。経絡治療のコンセプト。それは、陰陽五行という思想を持ってすべての物事に当てはまり、生活していくスタイル。鍼灸治療だけではない、人生そのものの歩みなんだと。僕たち(鍼灸師)の生きるスタイル、大切にしているものこと。そして、描く未来、働き方はすべて、陰陽五行につながり拡がっていくもの。だから、中医学ではなく、経絡治療である。私(月森)もこの陰陽五行で世の中、体、心と見ていくことをしています。そうすると多くの気づきが得られ、日々の臨床に、ライフスタイルに染み込んでいることが分かってきました。陰陽五行は、鍼灸治療という学術だけでは語り切れない、思想であり、東洋医学の基軸。これを社会に対して応用し、貢献できることが私たち鍼灸師にはできると確信しています。まだまだ、語り切れない2時間。企業や行政とのお仕事、治療院(鍼灸師)を含めた小さなコミュニティから社会問題を解決、そんな社会とつながる心得までもレクチャーくださいました。受講生も満足していただき、大変嬉しく思います。今期はすべてZoomセミナーというスタイルで行います。実技での研修はできないにしろ、今できる学びを受講生の皆さんと勉強していきたいと思っていますので、宜しくお願い致します。次回10月25日となります。月森2020.09.27 11:01
経絡治療学会山陰部会 第四期目のご案内“経絡治療は全身の気血調整をすることで人の免疫を高め健康増進をする治療である”山陰部会代表の月森慎也です。諸先生方にはご多忙中とは存じますが、私たち経絡治療学会の取り組みを知って頂ければと思います。 上記のテーマメッセージ、「経絡治療は全身の気血調整をすることで、人の免疫を高め健康増進をする治療である」これは学会会長の言葉を借りています。このコロナ禍で全世界が暗雲となり日本国内においても感染者が日に日に増加している今。私たち鍼灸師が国民の健康に寄与できる事は何なのか、そう想いに馳せているときにこのメッセージを受け取りました。私たち鍼灸師に出来る事は、患者さんの悩みに寄り添い想いに共感する、体を診察し全身の気血を調整することで免疫を高め健康を維持すること。これは鍼灸師だからこそ出来る治療法だと感じています。現代医学的な鍼灸でも中医学的な鍼灸でも必ず用いる経穴、経絡。その用いる経穴の理論や、なぜこういう時にこの経穴を選ぶのか、そんな疑問点をここ経絡治療学会では解消できます。なぜ?という考えに対して、様々な診察法(脈診・腹診・触診etc)で、体全体の診察から自分で考え、治療方針を導き出すことが出来ます。山陰部会では、東洋医学の観点から自らが治療方針を組み立て、患者の体を治療していくまでを体系化して研修をしています。山陰の鍼灸師(および医師)の学びの場であり、臨床での悩みを解決できる場所、そのような研修会を開催しています。<代表月森からのメッセージを綴っていきます>私は元々島根県大田市の出身で18歳までここ島根に住んでいました。山陰では鍼灸師の専門学校はなく、大阪の専門学校で資格を取得しました。 その後、大阪府内で整形外科および鍼灸整骨院に就職し、29歳のときに地元大田市に帰郷し開業しています。 鍼灸師として鍼灸を生業として継続していくには、患者さんからの信頼が何より大切になります。信頼を得るために大切なことは、「鍼灸治療で患者さんの心身の不安や悩みといった問題を解決する」それに尽きます。鍼灸を学ぶ理由はおのおのありますが、最終目的は、鍼灸治療を提供して誰かの人生のお役に立つことだと思います。そのためには東洋医学・鍼灸の基礎的な学術を学び、臨床に活かす力が必要になります。参考書を見てもよく分からない、勉強会に行っても統一された理論を教えてもらえない、定期的に指導してもらうこともない。そんな悩みの種を当学会では解消できます。 毎月一度のWebセミナー、平日夜にフォローアップ研修、その間もコミュニティアプリを用いて質問にお答えしていきます。 山陰ではセミナーや研修会も少なく学ぶ場が少ないのが現状です。研修会やセミナーに行かないと正直のところ、井の中の蛙となり、プロである鍼灸師であるのに、日々の研鑽はしていない。それでは患者さんに失礼ですし、プロである以上当たり前に学んでいかなければいけないと私は考えています。新しい事を取り入れて全てを経絡治療に変える必要はなく、東洋医学や経絡治療のエッセンスや考え方を、少しでも今ある治療に取り入れて、臨床に落とし込んで欲しいと切に感じています。絶対にためになります。あなたの鍼灸師人生に。【山陰部会の概要と詳細】 来月9月27日(日)から新年度の研修会がスタートするにあたり、会員を募集しています。 鍼灸師・医師であり、臨床経験は問わず、鍼灸学生も受け入れています。年間スケジュール/会場場所〈毎月 第四日曜日開催〉第一回 9月27日 特別講師 :10:00~12:00第二回 10月25日 山陰部会講師 :10:00~12:00第三回 11月22日 山陰部会講師 :10:00~12:00第四回 12月13日 特別講師 :10:00~12:00第五回 1月24日 山陰部会講師 :10:00~12:00第六回 2月28日 山陰部会講師 :10:00~12:00(3月 経絡治療学会 夏期大学)第七回 4月25日 山陰部会講師 :10:00~12:00第八回 5月23日 特別講師 :10:00~12:00第九回 6月27日 山陰部会講師 :10:00~12:00※下線は、第四日曜日以外の日程となります。※特別講師についてはFacebookおよびホームページで告知していきますので、ご覧ください。【年会費】・9月入会 免許取得者21,000円(本部会費7,000円含む) ・10月途中入会 免許取得者19,500円(本部会費7,000円含む) ・単回聴講 2,500円年会費には本部会費(7,000円)が含まれており、山陰部会に申込むと同時に本部会員となります。年4回発行の学会誌がお手元に届き、来年度の学術大会(10月or11月)夏期大学(3月)全国各研修会での参加費の割引が受けられます。申込方法 kanpouin2006@yahoo.co.jp申込方法は上記のメールアドレスへメール送信してください。【氏名・電話番号・住所・入会希望月(聴講)】の内容をメールに記入お願いします。申込後に、詳細及び振込先を返信していきます。新規会員・継続会員・聴講生も上記メールアドレスにご一報下さい。山陰部会事務局(石破漢法院)〒680-0062 鳥取市吉方町2丁目121/TEL&FAX 0857-22-7537メールアドレス kanpouin2006@yahoo.co.jpホームページhttps://saninbukai.amebaownd.com/公式フェイスブックページ「経絡治療学会 山陰部会」で検索ぜひ、9月からはじまる山陰部会にご入会ください。9月の第一回目の研修会は、京都より「寝てもとれない疲れをとる本」「陰陽五行で京都を巡ろう」「めぐり美容」の著者であり、経絡治療学会理事である中根一先生をZoomへお招きし、研修を企画しています。経絡治療に関心を持たれている先生には、ぜひ受講して頂きたいと思います。※尚、コロナウィルス感染拡大の影響で、特別講師を招いての研修内容に変更が生じる場合がございます。その際にはすぐに公式Facebookページに投稿していきますので、ご確認頂きますようお願い致します。部会長 月森慎也事務局長 石破克規2020.09.02 02:30
6月の研修会情報山陰部会の月森です。6月に入り、中国五県での移動の自粛が解除されたことにより6月28日の研修会を予定通り開催する運びとなりました。当初は関西支部より特別講師 中根一先生をお呼びすることにしておりましたが、断念する形となり山陰部会講師陣が講義と実技を行なっていきます。6月28日10:00より米子市公会堂で行います。また併せて4月5月の代替日程も決定しましたのでお知らせ致します。7月26日 米子市文化ホール8月30日 米子市公会堂となります。久々に会員の皆様と一緒に学べると思うと嬉しく感じます。聴講の方も連絡の上、ご参加下さい。※尚、コロナウィルスの感染が拡大し自粛の指導が入れば、急遽延期または中止の運びとさせて頂きます。ご了承ください。2020.06.04 09:09
5月研修会は延期となります5月研修会の有無を会員にのみお知らせをしていましたので、こちらでお詫びとお知らせの投稿を致します。コロナウィルス感染拡大予防として、5月研修会も延期という形になりました。聴講生としてご参加をお考えの先生がおられましたら、連絡が遅くなり申し訳ありませんでした。6月の研修会に関しても、山陰地方のコロナウィルスの状況を踏まえて開催の有無を決めさせていただきます。尚、6月研修会は特別講師の中根一先生をお招きする予定でいましたが、コロナウィルスの影響で断念する形となりました。ご了承下さい。詳細を確認する場合、このfacebookページへご連絡頂くとすぐに対応しますので、宜しくお願い致します。月森2020.05.24 12:02
4月26日の研修会は延期です!新型コロナウィルスの影響で、4月の研修会を延期することとなりました。もしものことが頭をよぎりますし、感染リスクを最小限にはかることが何より大切なこと。鍼灸院には沢山の患者さんがいらっしゃいます。0歳児から90歳を越える高齢者まで。来院されている患者さんへの配慮や、感染リスクを抑えることが極めて重要です。鍼灸師は医療人であり、最大の注意を払って診療にのぞむようにしていきましょう。月森2020.04.07 04:19