今月9月から合計9回の研修会をこの一年で開催していきます。
初回講演は京都より中根一先生をお招きして「はじめての経絡治療」と題して研修をスタートしました。
経絡治療のコンセプト
古典医学成立の時代の流れから、何を大切にしてきたのか。
経絡治療を確立した先人たちの言葉とともに、脈々と受け継がれてきた医術を私たちなりにこの時代に合わせていくこと、コンセプトを考えるキッカケを貰えました。
経絡治療という医術が持ち備えているコンセプトを今一度振り返り、私たち鍼灸師のあり方にまで話を膨らませた内容でした!
受講生の皆さんも、その時代背景を学びながら、経絡治療の奥深さを感じることが出来たのではないでしょうか。
実技供覧
実技においても、脈診でどのような情報を得て、それを刺鍼にどう活かしていけるのかを実演を通して学ぶことができました。
経絡治療は難解と思われていた受講生も、最後にはシンプルでこれなら出来そう!と、キラキラした目をされていたのが印象的です。
こうして、みんなで学んで、脈の取り方や問診をしたり、鍼をしたり、こういう交流がやっぱり楽しくていいよね!って思うひと時でした。
来月も受講生の皆さんと経絡治療を学んでいきますので、ご興味のある方はぜひノックしてみて下さい!
月森
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