新しい発見と受け入れる柔軟性

昨日は今期8回目となる研修会でした。
テーマ「陰陽と五行を整える治療〜本治法〜」という内容で講義実技を進めていきました。


本治法を実践していくまでに、本治法の考えの基礎にあたる陰陽五行について理解を深め、その後、古典難経六十九難の解説。


選穴はどのようにして選ばれていったのか母子関係を説明し、実際に経穴の場所を受講生とスタッフで場所をチェック☑️


「私ならここかな!」
「僕ならこの場所!」
「この凹んだところ!」


というふうに個々人の感覚をみんなで共有していきながら、経穴を確かめていきました。


新しい発見


新しい発見や見識を目の当たりにすると、経験を積めば積むほど、素直に受け入れることが出来なくなりやすい。

特に体の専門家である私たち鍼灸師は気をつけなきゃいけないですよね。

経験が浅い人の発想を、まだまだ、、
経験が豊富な人の意見を取り入れる、、

新しい発見には、受け入れる柔軟性が必要なわけです。

新しい考え方や
全く違った捉え方
コンセプトの違うスタイル
はたまた、
鍼灸師以外の専門家の言葉など


一度、受け入れられる心と素直さが必要です。

今回の講義でも陰陽五行の考え方、物差しを使って「あなたならどの物差しを使って体を診ていく?」という発想をみんなで共有しました。

治療の土台となる思想や哲学があっての治療法。土台が重なれば重なるほどに鍼灸がうまくなるんだよね!と思うわけです。


来月は今期最後の研修会。
一通りの経絡治療を実践していく!というテーマで実技をメインで行っていきます。

月森


0コメント

  • 1000 / 1000