経絡治療とは

すべての疾病を経絡の虚実状態として把握し、それを主に鍼灸を用いて補瀉し、治癒に導く伝統医術である。これを随証療法という。(日本鍼灸医学 基礎編より抜粋)

山陰部会の月森です。
島根の鍼灸師の先生と連絡を取りあう中で、
経絡治療に興味があります!と連絡を頂くことが増え大変嬉しく思います。
少しでも経絡治療のことに、興味を湧いて頂きたい想いで情報発信していきます。

上記の文は、日本鍼灸医学 基礎編の経絡治療の定義というページに掲載されている一文です。
この文の中で治癒に導く伝統医術と書かれています。
以前、私の恩師から鍼灸治療は、治療を目的にするのでなく治癒を目的にしていると教わりました。

鍼灸師が患者さんの体を治療する!

ではなく、

患者さんが治っていくのを鍼灸師は手助けする。

そう、患者さんが主であり、治癒、治って癒えていくのを見届けるという事を学びました。

治癒には、治療の一面と癒しの一面とがあります。
夏期大学で各講師の先生方の実技を拝見すると、まさに治癒に導くように、優しいタッチと丁寧な鍼、丁寧な言葉がけが見てとれます。

私もそんな先生方の姿を見ていて、この様に鍼が打ちたい、体を理解したいと思うようになり、ここまで来れています。
これからも学びの毎日です!
9月からの研修会も大いに学んでいきたいと思います。

山陰の先生方には案内文を送らせて頂いています。山陰全域ではありませんので、もしご興味のある先生がいらっしゃいましたらご連絡頂ければと思います。

月森

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