経絡という流れは、川のよう。

桜前線が、ここ島根にも差し掛かり満開の桜🌸
皆様のお住いの地域ではいかがでしょうか?

この川、三瓶川と言いますが桜の木がたくさんあって、春になるとウォーキング場所として皆さん歩かれています。

僕もこの川沿いをよく歩きますが、今日は違うことを感じたのでここでアップ。

【経絡の流れと、川の流れは似ている?】

それは、川沿いにあるくと、冷たい風がヒューっと抜けていってとっても寒い。

首から背中にかけて走る風は、春の風というより冬の風。

風は谷になった川、川沿いを通っていくんですねー!

それとは別に、少し川から離れて横にそれて歩くと、風も無く、陽の光でとても温かく感じたのです。

これって経絡と似ているなぁと感じたわけです。


人のからだには、経絡という流れで全身すみずみまで気を流しています。

学校では、経絡人形のように、経穴、ツボで点と点とで結ばれる線という概念と教えられますよね。

経絡治療では、経絡は面という表現で表します。
点と点ではなく、面のなかにある1つの点(経穴)なんです。

これは、先ほども言った川の流れと同じ。

川という谷は、線ではなく、ある一定の深さの面として捉えられ、そこに風(気)が流れていくイメージです。


川沿いから離れると、気が流れにくい。

経穴は、その流れを循環させる場所。

そんなふうに見てみると、自然界の中から人体を見ていくという古人からの教えは、今、東洋医学として現代に活用されている訳ですね!

日々の暮らしの中で、東洋の思想は実感できるものなんです!皆さんの暮らしではどうでしょう?

月森

4月29日月曜日に、愛知県から村田守宏先生をお迎えして研修会を開きます。〈場所は米子市文化ホール、10時より〜〉

ゴールデンウィークでお時間が取れそうな先生、是非いらして下さい。必ずよき1日になります!


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