経絡治療学会山陰部会の月森です。
昨日は東京より岡田明三先生をお迎えしてのご講演となりました。
朝いちばんから来ていただき、最終便までお付き合いくださった先生には大変感謝しております。この場でまずは陳謝。
さて、講義内容についてです。
#1 名人と言われた先生に共通すること
#2 接触鍼と置鍼でのスタイルの違い
#3 若い鍼灸師の志望動機
#4 標治法の特徴
#5 寒熱という考え方をどう用いるのか
#6 本治法の特徴
#7 経絡治療と中医学との差
#8 経絡の流れ(流注)について
#9 証に従って刺鍼の深度を変える
#10 刺鍼は深さ、時間、番手の太さで刺激量を調整
#11 皮膚構造がまさに経絡の深さと同じ
このような内容で進めて参りました。
途中途中にでも先人たちの歴史を踏まえてのこと、どのように経絡治療が形つくられ、時代背景や生活背景にまでスポットを当てながら説明して頂きました。
それを踏まえて、午後からは実技実演。
刺鍼時の深さはどのくらいで、どのように治療を組み立てていくのか。
受講生は釘いるようにその所作一つ一つを見て、吸収する様子がありました。
皆さんとても満足された表情をされていました。
最後は恒例の《スリーピース!!!》
山陰部会らしい笑顔につつまれた研修会になり、とても有意義な時間でした。
来月は【五臓に響く鍼】というテーマで刺鍼法について、詳しくレクチャーし、即実践できるようなテーマで進めていきます。
年の瀬で忙しい時期ですが(12月25日)、ぜひご参加くださいますよう宜しくお願いします。お申込みはDMください!
部会長 月森
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