山陰部会の月森です。
先日の東京で行われた夏期大学後、感性が刺激されていろんな考えが生まれます。
一緒に受講した、東京・名古屋のクラス生達。
今は専門学校生であり鍼灸の臨床には出ていない方がほとんどです。
そんな彼・彼女達に共通すること、それは、
鍼灸がホントに好き! ということです。
鍼灸が好きで、講師の先生の言葉を聴き漏らさず沢山吸収していました。真剣に取り組む姿勢や、少しでも習得したいという気持ちの現れが、ヒシヒシと伝わってきた訳です!
私達、先輩鍼灸師は、
社会に出て、患者さんを目の前にして臨床に向かいます。いいことも、嫌なことも、涙することも、歯を食いしばることも、沢山の色の経験をしていきます。開業された先生なら、院を経営していく使命もあり、勤務されている先生なら会社のために一生懸命にならなきゃなりません。
そんな社会の中で、鍼灸を生業にしていくことは出来ます。
ですが、好きな事を生業にしていくことは、なかなか難しい。
お金のため、家族のため、会社のため、患者さんのため。社会ルールの中で生活していくと、好きなことを忘れてしまいがちなんですね。
自分の本当に好きな事。
自分のしたい治療スタイル。
自分の過ごしたいライフスタイル。
そんなウォントの気持ちを大切にして欲しいと思います。
研修会では、
好きな事を探し、見つけることも出来ます。
沢山の治療スタイルがあり、各先生方に教われるのも醍醐味。体の触れ方、手先の使い方、ツボの捉え方、脈の取り方、臨床の楽しみ方など数多くがそこにあります。
鍼灸師という仕事は、
鍼灸・経絡治療の施術を患者さんに提供して喜んでもらい、喜んだ患者さんの周りにもその喜びが伝わり、大きな喜びにつながる。
本当に楽しく、好きなことをして患者さんの体を回復させる手助けができる。こんなイイ仕事ないですよね(^^)
鍼灸師として、好きな事を生業にしていく為にも、研修会で講師の先生から色々なことを吸収して頂きたいと切に願っています。
山陰部会 月森
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