経絡治療学会 夏期大学

暑い夏が戻ったように感じる今日。
島根、鳥取でも真夏の暑さが続きますね(^^)

さて、
先日8月20日〜22日まで東京有明で夏期大学が開催され、全国から500人以上もの鍼灸師が集まります。

講義の内容は、
普通科・高等科・研究科・研修科と4つのグループがあり、それぞれ目的の違うグループ分けが行われます。私、月森は研修科を受講して色々な講義に参加してきました。

普通科では、診断(脈診)から基本証決定へ。
高等科では、基本証から応用へ。
研究科では、病理・病証から証決定へ。
研修科では、経絡治療の実際と原典の学習。

という段階で、学びを毎年深めていきます。

私が参加したのは今から9年前がはじまりです。
当初、東洋医学のことに興味を持ち始めて間もなくのことで、広い世界を見てみたい!と思い、友人を誘って東京へ。

はじめはやっぱり分からない事ばかり。
普通科の担当講師(今では本当にお世話になっている先生)に、質問責めの嫌な受講生でした。
脈診って何?  全身を診るって何? 陰陽とか虚実って?  本当に分からなかったんです。

いろいろな先生方に話を聴いて回ると、

「焦ってはダメだよ。」
「経絡治療は、とっても魅力的なんだよ!」
「経絡治療は、ひろく奥の深いものだよ!」
「夏期大学を楽しめた?(^^)」

こんな前向きなコメントを沢山頂いてたんです。
今、思うとホントその通りだなと、しみじみ感じます。

今回は、山陰部会の設立前という事もあり、伝える立場で講師の先生方のお話を聞いていました。
高等科の先生(M先生)のクラスにお邪魔して勉強しようと。そのクラスはみんながモチベーションが高く、みんなが専門学校生。フレッシュな空気感とやる気に満ちた熱意が場を包みます。
講師の先生の優しさ、経絡治療への取り組み方を、他のみんなとシェアして感動していました。

経絡治療ってこんなにも喜ばれるんだよ(^^)
自分にも家族にも経絡治療。みんなが喜ぶ!
この治療法の魅力や楽しさを存分にお伝え下さいました。
脈の捉え方、取穴のアドバイス、本治法の解説、カラダが変わっていくさまを事細かく丁寧にみさせてもらったりも。

3日目最終日、みんながみんな、M先生で良かった(^^) 楽しそうな笑顔で勉強になりました!と、10人全身がコメント。私も感動しました^_^


夏期大学は、知識や手技、治療法をブラッシュアップするだけでない、

仲間と感動を分かち合い、ともに鍼灸の未来にワクワクを持っていくキッカケになる研修会なんだと感じた一面です。


私もこの経験を生かして、山陰部会で経絡治療でしか出せない感動を受講生の皆々様とシェアしていきたいと思います。
分からないを、楽しく理解できた!に変えれるよう、私も勉強に励みます!

山陰部会 月森


※来月から山陰部会が始まります!
8/31までの事前振込となっていますので、申込される先生は、お早めの振込お願い致します。

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