今年最後になる経絡治療学会山陰部会の研修会。
今回は特別講師として岡田明三先生をお迎えして、Zoomでの研修を行いました。
内容はこちらの要望をお伝えし、これからの経絡治療とこれからの経絡治療、そして臨床上必要な臨床におけるポイントとして講義を組み立てて下さいました。
①経絡治療とツボ治療との違い
②今の教育現場の鍼灸治療の実際
③経絡へ対して鍼灸をする醍醐味
④西洋医学的な鍼灸と伝統的な鍼灸
⑤皮膚の働きと構造
⑥中医学的なものの言い方をまずは日本語に
⑦臓の働きから病理や病気をみていく考え方
⑧具体的な病気を経絡治療の視点から”考える”
とこのような内容で、改めて見てもとても内容の濃い講義。
私たちも臨床のうえで、ツボの効果効能を話してしまうことも多いですが、そうではなく経絡の中にツボが存在し、その経絡を補瀉することで体が整い治癒していく。そういう考えをしっかりと持ち臨床に取り組むことが大切なんだと改めて感じました。
山陰部会としても、疾病の病理病症をしっかりと学んでいくことが今期のテーマ。
今回の講義がとても活きてくるのではないかと楽しみです。
来年1月23日開催です。
随時、聴講でも参加可能ですので興味のある方はご連絡ください。
山陰部会
月森慎也
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