第4期山陰部会Zoomセミナー#1【社会とつながる経絡治療】】

9月27日㈰に第4期の山陰部会研修会がスタートしました。


コロナ禍ということもあり、Zoomでの開催となった今期。初回は関西支部長である中根一先生をお招きして【社会とつながる経絡治療】というテーマで進めていきました。


山陰の先生は勿論のこと、関東の方まで受講してくださり嬉しい限りです。


【社会とつながる経絡治療】

1.みんな何が知りたいの?
2.僕たち(鍼灸師)の生きるスタイル
4.僕たちの(鍼灸師)の働き方

3.僕たち(鍼灸師)の未来

という外枠で話を展開していきました。


経絡治療はコンセプトであり、在り方が大切。というメッセージを以前からこの山陰部会でお伝えしてもらっていましたが、今日もそれ以上に熱意のこもったメッセージを受講生に伝えて下さいました。


中根先生が大切にしていること、

それは【自分らしく、主体的に生きていく。自分の人生に責任を持ち作っていく】その言葉でした。


私たちは誰かが何か運んでくれる、

こういう業界だからこの流れは崩せない
〜するべきだ

という世間的なことが多くみて取れます。

でも、その当たり前は、当たり前ではないですし、それは他人のレールであり、他人のせいにしているものの考え方なんですね。


だからこそ、この主体的に生きる。自分の人生に責任を持ち作っていく。というメッセージは心に響きました。


経絡治療のコンセプト。


それは、陰陽五行という思想を持ってすべての物事に当てはまり、生活していくスタイル。鍼灸治療だけではない、人生そのものの歩みなんだと。


僕たち(鍼灸師)の生きるスタイル、大切にしているものこと。そして、描く未来、働き方はすべて、陰陽五行につながり拡がっていくもの。


だから、中医学ではなく、経絡治療である。


私(月森)もこの陰陽五行で世の中、体、心と見ていくことをしています。そうすると多くの気づきが得られ、日々の臨床に、ライフスタイルに染み込んでいることが分かってきました。


陰陽五行は、鍼灸治療という学術だけでは語り切れない、思想であり、東洋医学の基軸。これを社会に対して応用し、貢献できることが私たち鍼灸師にはできると確信しています。


まだまだ、語り切れない2時間。

企業や行政とのお仕事、治療院(鍼灸師)を含めた小さなコミュニティから社会問題を解決、そんな社会とつながる心得までもレクチャーくださいました。


受講生も満足していただき、大変嬉しく思います。


今期はすべてZoomセミナーというスタイルで行います。

実技での研修はできないにしろ、今できる学びを受講生の皆さんと勉強していきたいと思っていますので、宜しくお願い致します。


次回10月25日となります。

月森

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